「作業日誌を残した方がいいのは分かっているけど、毎日書くのは面倒……」と思っていませんか?
農業をしていると、畑や作業場では覚えているのに、家に帰ってから「今日何やったっけ?」となることがあります。
ぼくも養蜂をしていて、
- 「この巣箱、前回いつエサをあげたっけ?」
- 「女王蜂は確認したっけ?」
- 「次の点検で何をするんだっけ?」
と、過去の記録を確認したくなることが何度もあります。
だからといって、ミツバチの点検が終わるたびにノートを開いて、一つずつ日誌を書くのは正直面倒です。
でも実は今、作業をしながら話しておくだけで、AIに作業日誌を作ってもらうことができます。
ぼくが実際に使っているのが、PLAUD Noteと生成AIを組み合わせる方法です。
作業中に気づいたことや行ったことを声で残しておけば、あとからAIが内容を整理して日誌にしてくれます。
記録を残していないと、せっかく現場で気づいたことや経験したことも、時間が経つにつれて忘れてしまいます。
それでは、毎日の経験を次の作業に活かすことができません。
この記事では、ぼくが実際の養蜂現場でPLAUD NoteとAIを使って、作業内容を記録している方法を紹介します。
今回の方法を使うと以下のような日誌が出来上がります。

養蜂の作業日誌、ちゃんと残せていますか?
養蜂では、巣箱を点検するたびにたくさんの情報が出てきます。
女王蜂の状態、産卵、幼虫、貯蜜、群の勢い、給餌の量、ダニ対策など、確認することは少なくありません。
さらに巣箱が増えてくると、それぞれの群の状態を頭の中だけで覚えておくことは難しくなります。
だからこそ、あとから確認できる形で記録を残しておくことが大切です。
作業が終わってから日誌を書くのは面倒
養蜂の点検では、防護服を着て巣箱を開け、巣枠を一枚ずつ確認していきます。
すべての点検が終わって片付けまで済ませたあとに、もう一度机に向かって日誌を書くのはなかなか大変です。
特に夏場の点検などは、作業が終わるころには疲れています。
「あとで書こう」と思っているうちに時間が経ち、そのまま記録を残せなかったこともありました。
「前回この群に何をしたっけ?」が起こる
記録を残していないと、次の点検で困ります。
「この群は前回、砂糖水をどのくらい与えた?」
「女王蜂は確認できていた?」
「巣枠を追加したのは何番群だった?」
群数が増えるほど、このような細かい情報をすべて覚えておくのは難しくなります。
養蜂では前回の状態と今回の状態を比べることも大切なので、過去の記録が残っているだけでも判断しやすくなります。
そこでPLAUD NoteとAIを使って記録することにした
そこでぼくは、日誌を「書く」のではなく、作業をしながら声で残す方法に変えました。
使っているのがPLAUD Noteです。
点検中に確認したことをその場で話して録音しておき、作業が終わったあとにAIを使って内容を整理します。
これなら、あとから記憶をたどりながら一から日誌を書く必要がありません。
手を使って記録するのが難しい養蜂だからこそ、声で残す方法は相性がいいと感じています。
養蜂でPLAUD Noteを使う方法
PLAUD Noteを使った記録は、作業中に録音して、その内容をあとからAIで整理するだけです。
ぼくは次の流れで使っています。
ポイントは、きれいな文章で話そうとしないことです。
「3番群、女王確認」「産卵あり」「砂糖水は完食」「次回、巣枠追加」
このくらいの話し方でも、あとからAIに整理してもらえます。
そのため、作業を止めて文章を考える必要はありません。
次から、実際にぼくが行っている方法を順番に紹介します。
実際にPLAUD Noteから作った養蜂日誌
ここからは、PLAUD Noteで残した記録が、実際にどのような養蜂日誌になるのかを紹介します。
ぼくが作業中に話している内容は、きれいにまとまったものではありません。
それでも、AIを使えばあとから読みやすい養蜂日誌に整理できます。
録音するときはこんな感じで話している
録音するときは、普段の作業で確認したことをそのまま話しています。
たとえば、
「1番群。砂糖水完食。産卵あり。女王蜂は見つからない。巣作りは順調。」
「2番群。新しい女王蜂を確認。産卵も始まっている。」
といった感じです。
文章としてきれいに話すことよりも、あとで必要になる情報を声に出して残すことを意識しています。
以下の動画は音声が出ます。音量に注意して再生してください。
AIに入れると養蜂日誌に変わる
録音した内容を文字にしてAIに読み込ませると、バラバラに話していた情報を養蜂日誌として整理できます。
たとえば先ほどの内容なら、
1番群
- 砂糖水は完食
- 産卵を確認
- 女王蜂は未確認
- 巣作りは順調
2番群
- 新女王蜂を確認
- 産卵開始を確認
このように、あとから見返しやすい形にできます。
自分で録音を聞き直して、一つずつ文章に書き直す必要はありません。
群ごとの記録も整理できる
AIを使うことで、それぞれの群の情報を分けて整理することもできます。
1番群、2番群、3番群……と記録を残していけば、「どの群に何をしたのか」をあとから確認しやすくなります。
さらに記録を残していけば、前回と今回の状態を比べることもできます。
ぼくがこの仕組みでやりたいのは、単に日誌を楽に作ることだけではありません。
それぞれの群の記録を積み重ねて、ミツバチ一群ごとのカルテのようにしていくことです。
具体的なやり方、手順は以下の記事を参考にしてみてください。
PLAUD NoteとAIを使って感じたメリット
PLAUD NoteとAIを使い始めて感じたのは、単に日誌を書くのが楽になっただけではありません。
記録を残しやすくなったことで、過去の作業を確認したり、これから何をするべきか考えたりするときにも使えるようになりました。
作業後に日誌を書く時間が減った
一番分かりやすく変わったのは、作業が終わってから日誌を書く時間が減ったことです。
必要な情報は作業中に残してあるので、帰ってから思い出しながら文章を書く必要がありません。
養蜂そのもの以外にもやることはたくさんあるので、記録に使う時間を減らせるのは助かっています。
記憶ではなく記録をもとに判断できる
養蜂をしていると、「たしか前回はこうだったはず」と自分の記憶に頼ってしまうことがあります。
しかし、記憶だけでは細かい部分まで正確に覚えているとは限りません。
記録が残っていれば、前回の状態を確認してから今回の状態と比べることができます。
特に群数が増えてくるほど、記憶ではなく記録をもとに考えられることが大切だと感じています。
過去の記録をAIに振り返ってもらえる
記録を残しておくと、AIに過去の内容を振り返ってもらうこともできます。
自分で何日分もの日誌を読み返さなくても、過去の記録をもとに変化を整理してもらえます。
たとえば、「この群がここ1か月でどう変わったのか」と聞けば、残してきた記録から流れを確認できます。
日誌が「残しておくだけの記録」ではなく、あとから使える情報になるのが大きなメリットです。
次にやることを整理しやすくなった
作業日誌から、次回やることを整理することもできます。
「次回給餌する」「巣枠を追加する」「女王蜂を確認する」など、記録の中にある情報から必要な作業をまとめてもらえます。
作業前にそれを確認すれば、「今日どの群に何をするのか」を考えやすくなります。
日誌を作って終わりではなく、次の作業につなげられることもAIを使うメリットだと感じています。
この仕組みは養蜂以外の農業でも使える
PLAUD NoteとAIを使った記録方法は、養蜂だけのものではありません。
農業では、作業をしながら気づいたことや変化を記録したい場面がたくさんあります。
手を止めてメモするのが難しい作業でも、その場で声に出すことならできる場合があります。
そのため、果樹や野菜、畜産などでも同じ考え方で活用できます。
果樹農家なら生育や作業の記録
果樹農家なら、木や園地の状態を確認しながら記録できます。
「この区画は開花が始まった」
「この木は病気らしい症状がある」
「今日はこの区画の剪定をした」
など、現場で気づいたことをその場で残しておけば、あとから作業記録として整理できます。
園地や品種ごとに分けて記録しておけば、あとから生育の違いを振り返るときにも使えます。
野菜農家なら畑ごとの作業記録
野菜農家なら、畑ごとに行った作業を記録できます。
「Aの畑に肥料をまいた」
「Bの畑で害虫を確認した」
「Cの畑の収穫を始めた」
といった情報を残しておけば、どの畑で何をしたのかを整理できます。
複数の畑を管理している場合でも、場所ごとに記録を分けておけば確認しやすくなります。
畜産なら個体や飼育状況の記録
畜産では、家畜の状態や日々の飼育について記録できます。
「この個体は今日はエサをあまり食べていない」
「体重を測定した」
「いつもと少し様子が違う」
など、その場で気づいたことを声で残せます。
個体ごとに記録を積み重ねていけば、過去の状態と比べながら変化を確認するための記録として活用できます。
PLAUD Noteは月額料金をかけずに使うこともできる
PLAUD Noteを使ってみたいけれど、「毎月料金がかかるのはちょっと……」という農家さんもいると思います。
実は、PLAUD Noteは有料プランを契約しなくても活用できます。
ぼくはPLAUD Noteだけですべてを行うのではなく、録音したデータをNotebookLMやChatGPTなどの生成AIと組み合わせて使っています。
少し手間はかかりますが、毎月の料金を抑えながら、自分の仕事に合わせてAIを使えるのもこの方法の良いところです。
具体的なやり方は、伝わる設計室の記事で詳しく紹介しています。
→ PLAUD Noteを月額料金なしで使う具体的な方法はこちら

